今回は過酷な環境で使用されているチェンソーを紹介します。
林業や造園業、プロでの使用は過酷といえるかもしれません。
しかし、それの上を行く過酷な状況もあります。

写真だと余り分からないかもしれませんが、すごい汚れ方です。
私はこのチェンソーを見て数年前に購入したチェンソーだと思っていましたが、なんと数週間前に当店で販売したチェンソーでした。
エンジンが掛からないということで修理に持ち込まれたものです。

シリンダーカバーを外して中を見たらすごいことになっていました。

粘土質の土が

エンジン内にも入り込んでいるようです。
これが原因でエンジン掛からないのだろうか・・・[:ショック:]
ピストンシリンダーにダメージがあれば、修理するよりも新しいチェンソー買ったほうがいいです。
今回はこれが原因でエンジンが掛からなかったわけではありませんでした。
安心しました。
原因は悪い燃料でした。
燃料携行缶は1年に1度は燃料を抜いて良く晴れた日に天日干ししたほうがいいと思います。
出来れば冬を越した後や梅雨明けにもやったほうがいいかもしれません。
特に金属性携行缶は水がたまりやすいので注意してください。

今回は燃料タンクを洗浄し、キャブレターを分解洗浄し、エンジン内も洗浄してエンジンがかかるようになりました。



ソーチェンも新しいものに交換しました。
(さらにもう1本購入しました)
この状態のソーチェンを使っても切れないでしょうし、使い続けるとエンジン焼付くこともあります。
購入後数週間のチェンソーを数年使用しているチェンソーと勘違いしたのは初めてでした。
それくらい汚れていました。
できれば1日の作業が終わった後きれいに清掃することをお勧めします。
(というか清掃してください)
このハードな作業環境は解体作業でした。
土壁や埃、釘ネジなどの金属はもとより石やコンクリートまである環境です。
チェンソーメーカーさん、チェンソーはこういう状況で使用することもあるのでエアフィルターはしっかりしたものがいいと思います。
ユーザーさんはエアフィルターの清掃をこまめにすることをお勧めします。
また、エアフィルターは消耗品ですので汚れの状況に応じて交換することもお勧めします。
それではまた。
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2012-03-31
メンテナンス
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お世話になっております。
今回の環境では、ピコデュロチェンも厳しいものがあると思います。
同じ金額であれば、普通のソーチェンを複数本持っていたほうがいいかもしれません。
チェンソーに対する過酷な作業は、林業よりも造園や解体作業のほうが過酷な場合があります。
そのような仕事の依頼があるのです。
そのような作業にチェンソーを使用することは仕方ないですが、メンテナンスや清掃はきちんとやってほしいところです。
それではまた。