このクラスのチェンソーは日本国内では流通量は少ないかと思います。
しかし、世界に目を向ければ一番の売れ筋だといわれています。(プロ)
日本でも15年以上前は結構売れていたと思います。
これより一つ下のクラス346XPNE(もうすぐ550XP)とMS261あたりが日本では売れ筋かと思います。(プロ)
すでに排気量40cc前後が主流になっているかもしれませんが・・・。
話が少し脱線します。
排気量40ccクラスのチェンソー(プロ)は質量が4.5kgくらいです。
スチールMS241が4.7kg
550XPは4.9kgです。排気量50ccなのでパワーは段違いにあります。
質量の差約400gこれは結構大きいかもしれませんが、ハスクバーナは使いやすい重量バランスは秀逸です。
当然振動は防振スプリングなので疲れ方はゴム防振よりも少なくなると思います。
ガイドバーピクセル13"RTを取り付ければ・・・鬼に金棒かも。
楽しみです。 しかし、ハスクバーナ発売開始ずれ込んでいるようです。(発売開始の延期はハスクバーナのお約束になりつつある!?)
まあ不具合が少なくなると考えればいいか。
さて、話を戻します。
スチールMS362とハスクバーナ560XPです。
お互いの対抗機種になります。
国内においても今年から販売になっています。


ハスクバーナ560XPのほうが若干コンパクトになっています。

フロントハンドルの大きさも若干560XPが小さくなっています。
MS362の矢印部分フロントハンドルが膨らむように曲線を描いています。
ハスクバーナユーザーの方はこの部分のふくらみを嫌がる人が多いと思います。

前から見るとフロントハンドルの形状の違いがよくわかると思います。

全長はほぼ同じですが、全幅は560XPが小さいです。
ハスクバーナ560XPは排気量60ccクラスのチェンソーには見えません。
ほとんどの方が排気量60ccと聞くと「小さいね」といいます。
エルゴノミクス、スウェーデン、ハスクバーナというところでしょう。
質量も560XPが5.6?、MS362が5.9?となっています。
パワーは560XPが3.5kw、MS362が3.4kwとなっています。
560XPは電子制御システムなのでパワー、トルクに有利に働くでしょう。
林業造園で使用するにはハスクバーナ560XPのほうが取り回しがよさそうです。


スチールらしさハスクバーナらしさが出ているレイアウトだと思います。
日本国内では両機種とも新発売になったばかりですが、スチールMS362は海外ではすでに発売されていました。
層状掃気エンジンですが、キャブレターは電子制御ではありません。
その分信頼性は高いかもしれません。
スチールは耐久性が高いと思います。
MS362を使用しているお客さんでものすごくハードな使用状況のところがあります。
(工場で使用しており、6~7時間ほぼ休みなく木を切っているそうです。)
(※休憩時間はエンジン停止しています)
560XPとMS362どちらを勧めるか・・・。
MS362でした。
ハスクバーナはデザインが良くカッコいいし、使いやすいチェンソーだと思います。
しかし、過酷な環境の場合はスチールを勧めてしまいます。
このお客さんのところで強いという評価があれば、それは本当に耐久性のあるチェンソーだと思います。(ガンバレMS362)
少しドキドキしています。
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