スチールから世界最軽量チェンソーが新発売になりました。
排気量23.6cc、質量2.6?です。
世界最軽量?と疑問符がつくかもしれません。
付け加える言葉としては慣性自動チェンブレーキ付で世界最軽量です。
欧米諸国など世界的な市場を見るとチェンブレーキがついていないチェンソーは販売できないので、世界最軽量を名乗ってもいいかもしれません。
(一応スチールではチェンブレーキ付チェンソーで最軽量としています。)


少し横道にそれます。
安全ズボンはずいぶん昔から販売されています。(30年以上前からかもしれません)
私がこの業界に入ったときは安全ズボンを穿いている方は、ほとんどいませんでした。
ハスクバーナやスチールの地道なデモンストレーションで、今では安全ズボンを穿いている人はかなり増えたと思います。
チェンソーも昔はチェンブレーキのハンドガードも付いていませんでした。

ハンドガード自体がありませんでした。
それからハンドガードチェンブレーキが標準装備になっても、今度はそのハンドガードをユーザー自ら外す人もいました。(邪魔だということです)
分解して外せない人などは鋸で切り落とす人もいました。
今ではそのような方はいないと思います。
ユーザーさんの意識も変わってきていると思います。
安全に対する意識はかなり高くなってきていると思います。
官民合わせての業界団体の地道な努力だと思いますし、エンドユーザーさん同士の情報の共有などもあると思います。
これからはすべてのチェンソーにチェンブレーキがつく日も近いと思います。
チェンブレーキが付いているということも、商品価値を高めることになると思います。
小さいチェンソーでも大けがになりやすいと思います。
話が大分それてしまいました。
MS150チェンソーの話に戻ります。
排気量25cc前後のチェンソーはゼノアのこがるが有名です。
北九州はゼノアチェンソーのシェアはあまり多くありませんが、このこがるチェンソーはよく見かけます。
そこでこがると比較してみます。

スチールチェンソーの中では珍しいチョークレバーが別についています。
MS192と同じタイプです。
燃料、オイルキャップはツールフリーキャップです。
このキャップあまり評判がいいとは言えません。
購入する際は購入店でキャップの注意点をしっかり聞いてください。
少し自慢ですが当店で購入された方のキャップ破損率は少ないです。[:楽しい:]

ゼノアのこがるはフィンガーEZスターターなのでファンカバーが若干大きいです。
MS150はチェンブレーキが付いていてもかなりスリムです。
スターターはエルゴスタートでアシストつきです。

本体部のサイズはほとんど変わらないかと思います。

ハンドガードの位置は高くなっています。

かなりコンパクトに見えます。
両機種を持ってみた感覚ですが、重量はどちらが重いか私にはよくわかりませんでした。
カタログデータではこがるフィンガーEZが2.8?なので心持重く感じましたが・・・。
先入観がなければよくわからない・・・。
私は重さに鈍感なところがあります。[:しょんぼり:]
総重量についてはスチールはゲージ1.1?の1/4ピッチソーチェンを出したので、有利だと思います。
ガイドバーも軽いですし、ソーチェンも軽いので総重量では差は広がるでしょう。
ソーチェン1/4 1.1?は切り口が滑らかになります。(他のソーチェンに比べて)
庭木の剪定など植木にダメージを与えたくない時にいいかもしれません。
もちろん枝打ちなどにもいいと思います。
次回は中身を少し紹介してみる予定です。
それでは。
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